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東芝、世界最速でBlu-rayに書き込めるノート、Qosmio G60を発表


2009年10月15日 23:52 | トラックバック(0)
 先日、「8/10に東芝がBlu-ray Disc Association(BDA)に加盟したので、09年内には同社からBDドライブを搭載した商品が出てくるだろう」と書いた。そしたらその日は意外に早く、わずか2カ月後の10/13に同社はBDドライブ搭載のノートPCを4機種も発表した。今回はその中から、フラッグシップのQosmio G60を見ていこう。

toshiba_g60.jpg
 このG60、発売は11月下旬。価格はオープンだが、想定市場価格はフラッグシップだけあって29万円前後とやや高め。だが以下のハイスペックを見ればそれも納得だ。まずCPUはクロック2.53GHzのCore 2 Duo、メモリは4GB、HDDは500GB。画面は18.4型ワイドのFHD液晶で、解像度は1920×1080ドット(フルハイビジョン)、横縦比は16:9。グラフィックチップは最新のNVIDIA GeForce GT230Mで、専用VRAMが1GBもある。この上に地デジ対応のTVチューナーが2基付いており、2番組同時録画もお手のもの。まあTVを録画して楽しむことにおいては、必要十分を遙かに超えた素質を持っているといえる。

 これだけでも現存するノートPCの中では最上位クラスだが、更に同社独自の映像専用エンジン「SpursEngine」を積んでいるのが注目ポイント。このスパースエンジンなるもの、正式名称をTOSHIBA Quad Core HD Processorといい、名前の通り4つのプロセッサでHD画像をサクサク処理してくれる頼もしいLSIだ。動画をエンコードしてBDに書き出す際、SpursEngineがあるのとないのとではかかる時間に5倍も差が出るという。そこでG60は「世界最速でBDに書き込む機能を搭載」とうたっているわけだ。

 そして肝心のBDドライブは、BD-Rに対し最大6倍速、BD-REに対し2倍速で書き込みができる他、BD-R DLに対しては4倍速、BD-RE DLに対しては2倍速で書き込める。当然BD-ROMも読み込めるので市販映画タイトルも再生可能だ。のみならず、1台でBDとDVDの両方に対応しており、DVDに関してはDVDスーパーマルチドライブと同等の機能を持つ。つまり、DVD±R、DVD±RW、DVD-RAM、CD-R、CD-RWなどほぼ全ての光ディスクを読み書きできるということだ。

 こうなると、下手なデスクトップPCよりよほど使い勝手が出てくる。重さは5kgあるので外を持ち歩く訳にはいかないが、機能はフル装備のうえ家の中で移動できる分だけメリットがある。さらに、外観が写真の通りの赤と黒を基調にしたカッコいいデザイン。HD DVD撤退の報を聞いてがっくり来ていた東芝ファンも、本機を見れば「待っていた甲斐があった!」というものではないか。

 また同社はこの度、ネットブックとノートPCの中間に位置する商品も投入し、それに「ネットノート」という名前を与えた。一般のノートPCより処理能力は下だが、第一世代のネットブックより解像度が高く、去年ネットブックを買った私でさえもう買い替えたくなるような商品だ。この先「ネットノート」という言葉が定着するかどうかは分からないが、久しぶりにすっかり元気になった東芝を見たような気がして、少し嬉しかった。(秋葉好夫)

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